御挨拶

 2019年から始まった舞台製作も4本目になりました。

コロナと言う目に見えない敵と闘いながらお客様に安全安心して観劇して頂けるよう最善の努力をしてまいります。

 スタッフ俳優が力を合わせて迫力ある時代劇!┅優しく包み込む時代劇をお届け致します。

 どうぞお楽しみにしていて下さい。

舞台製作集団SHIZUKA代表 堺新次


 皆さんは “会津の三泣き” ご存知でしょうか?


 よそ者に対する会津人の厳しさに泣く。生活になれてくると、温かな人と人情に触れて泣く。そして最後、会津を去る時に離れる事に泣く。

 十年前の真冬、会津若松に舞台の仕事で訪れた2ヶ月間の滞在がそれでした。

 宿は東山温泉の小さな民宿。無口でいつも下を見て話す宿の女主人。会津弁が心地良い蕎麦屋の旦那。世話をやく事が大好きな居酒屋のご夫婦。昼間でも赤ら顔で酒臭いホテルの副支配人。そして、薙刀を楽しく厳しく指導して頂いた薙刀協会の山本先生。

 皆さん本当に心温かい方々でした。

 帰る日、駅のホームで号泣する私は先生に「いつか会津のお芝居を作ります」と約束しました。

 それから十数年先生やっと約束が果たせます。

RingBock

あらすじ

 明治32年11月6日(旧暦9月22日)

 京都金戒光明寺の境内

 島田魁爺は突然声をかけられる、

 振り向くと微笑む清楚な少女が立っていた。

 「これ。」と手渡されたモノは32年前に西郷細布子に預けた日記だった。

 目の前で微笑む少女は細布子だった。

 甦る慶応4年の会津の記憶が┅。